TBSのお天気番組

１週間のスタートに天気予報はもちろん、日常の関心事項をキャッチ！趣味・健康などすぐに役立つ情報をお送りします。

増田雅昭がお伝えします。


2011年11月20日　都内でも、木々が色づいてきました。　今年の紅葉は平年より遅いのか早いのか、そんな観測が気象庁で行われています。　桜の開花や満開は毎年ニュースにもなって、知名度抜群ですよね。観測の基準になる「標本木」は、東京だと靖国神社にあるということを知っている人も多いはず。では、紅葉の標本木（イロハカエデ）はどこに？
実は、大手町の気象庁構内にあるんですが、駐車場の脇でひっそり立っているんですね。開花時に大勢の人に囲まれる桜に比べると、さみしい感が…。取材が来ることはないそうです。
この標本木は、1982年に植えられて、1994年から観測を開始。桜は5～6輪咲けば「開花日」と決まっているのに対し、紅葉は「木の大部分が赤色になった」のを観測した日を「紅葉日」としています。　紅葉は山沿いへ見に行く人が多いためか、なかなか注目が集まらない標本木ですが、もうちょっと人気が出ると嬉しいな、と個人的には思います。

増田雅昭

1977年12月26日生まれ・滋賀県出身・A型
趣味・特技：野球の打率と予報の的中率を上げること、自転車をこいで風を感じること、スノーボードで雪とふれあうこと