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2012年2月19日
千葉大学の研究施設内に、花粉の試験場があると聞いて、取材へ!
室内で人工的に花粉を飛散させる「花粉飛散室」があるんですね。世界最大級だそうです。
穴の開いた天井から花粉を飛散させて、花粉症に対する新しい治療方法の研究、マスクの有効性などを試験しています。
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この施設を管理するウェザー・サービス株式会社の横田さんのお話によると、50人が一度に座って症状を確認することができるそうで、それぞれの座席の前には、自動で花粉の数をカウントできる花粉センサーが設置されていました。
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最近では、この花粉センサーが全国4,000弱の、携帯電話基地局や医療機関などに置かれて、リアルタイムで花粉飛散状況が確認できたり、詳細な花粉予報ができるようになっています。
数年前までは、人が塵・埃と花粉を顕微鏡で見分けて、花粉の数をかぞえる方法が主流でしたが、自動でできるようになり、花粉情報は一気に進化しました。
今年の飛散数は去年より大幅に少ないですが、今週からそろそろ飛散数が増えますので、情報をチェックして上手に対応しましょう!
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