TBSのお天気番組

１週間のスタートに天気予報はもちろん、日常の関心事項をキャッチ！趣味・健康などすぐに役立つ情報をお送りします。

増田雅昭がお伝えします。


2013年2月3日地吹雪の取材に行った奥日光の戦場ヶ原で、お話をうかがったお茶屋さんがありました。そのお茶屋さんのお話を聞いていると、なんと昭和20年から、ずっと気象観測を続けているとのこと。外には観測器が入った百葉箱などがありました。
昔は、一時的に宇都宮地方気象台から業務委託を受けて、気象庁の観測地点として観測情報を出していた時もあったんですね。今は、気象台とは関係ないですが、観測を継続されています。これだけ長い歴史があると、気候変化の貴重な資料にもなってきます。
お茶屋店主の鶴巻さんのお話では、お父様から観測を引き継いだとのこと。観測がはじまった当初は、周辺で山火事が多く、火事が起きた時に風がどちらの方向に吹いているかが大事だったそうなんですね。今は、息子さんがインターネットでも、観測データを公開されています。ちなみに、こちらで観測された初霜や初氷が毎年、「関東でも冬の便り…」とテレビや新聞などのニュースになっています。

増田雅昭

1977年12月26日生まれ・滋賀県出身・A型
趣味・特技：野球の打率と予報の的中率を上げること、自転車をこいで風を感じること、スノーボードで雪とふれあうこと