TBSのお天気番組

１週間のスタートに天気予報はもちろん、日常の関心事項をキャッチ！趣味・健康などすぐに役立つ情報をお送りします。

増田雅昭がお伝えします。


2013年8月18日今回は、飛行機のフライトを支える「地上のパイロット」と呼ばれる方々を取材しました。飛行機は、安全なフライトのために、雨雲を映すレーダーや天気図などたくさんの資料を見て、事前に飛行ルートや高度、燃料の量などを決めています。その飛行計画を作成しているのが、ディスパッチャーと呼ばれる人たちで、航空の知識はもちろん、気象の知識にも詳しいんですね。誰でもなれるわけではなく、国家資格があります。
飛行機はどうしても揺れます。安全はもちろんのこと、乗客が快適に過ごせるように、ディスパッチャーは常に神経を張り巡らせて、天気の状態を見ているそうです。特に今の夏場は、突風や雷などの原因となる積乱雲が発生しやすく、現れると緊張するとのこと。回避すべき積乱雲と判断すると、飛行計画のルートで回避します。
パイロットにもお話を聞いたところ、ディスパッチャーには、多くの資料の中から短時間で効率的に情報が得られるようにしてもらっているとのことで、信頼を感じました。なお、飛行機は、ディスパッチャーとパイロットが飛行計画書にサインしないと、飛ぶことができません。それだけ、ディスパッチャーというのは重要なお仕事ということですね

増田雅昭

1977年12月26日生まれ・滋賀県出身・A型
趣味・特技：野球の打率と予報の的中率を上げること、自転車をこいで風を感じること、スノーボードで雪とふれあうこと