TBSのお天気番組

１週間のスタートに天気予報はもちろん、日常の関心事項をキャッチ！趣味・健康などすぐに役立つ情報をお送りします。

増田雅昭がお伝えします。


2014年3月16日シイタケと言えば秋のイメージですが、じつは春も旬の季節なんです。春に採れるシイタケは「春子」と言われます。シイタケは、一般的に1～2週間くらいで成長するものが多いのですが、春先は気温が低いので、春子は2か月くらいかかります。そのぶんじっくり、うま味が凝縮されるんですね。見分け方は、傘のひび割れ。天然の春子は、傘に割れ目があるのが特徴です。
今年は当たり年だそうですが、それには2月の天候が関係しています。シイタケは、生える木（ほだ木）にある程度、水分が無いとダメなんですね。今回おとずれた青梅市では、2月なかばの大雪が1か月たってもまだ一部に残っているほどでしたが、この大雪やしばらく残った雪によって、ほだ木に水分が与えられて、条件は非常に良いそうです。
しかも、今年は寒さが続いたあと、急に暖かくなってきています。寒暖差があると、菌が活性化して、成長につながるそうなんですね。今年の春子は、雪と寒暖差で最高の味になりそうですよ、ということでした。

増田雅昭

1977年12月26日生まれ・滋賀県出身・A型
趣味・特技：野球の打率と予報の的中率を上げること、自転車をこいで風を感じること、スノーボードで雪とふれあうこと