台風１９号はなぜ大雨に　検証

各地で甚大な被害をもたらした台風１９号。
今回は特に災害の大きな原因となった雨について検証をしました。
以前この番組でも取材した埼玉大学に設置されている最新のレーダーが、
この雨をとらえていました。
観測した雨雲を３Ｄで見ると雨粒の高さがわかります。
特に雨雲が高くまで伸びている場所は山沿いに多く見られ、
その雨の影響で大規模な河川のはん濫となりました。

専門家の方は「その雨が何年に一回ぐらい降るのかを統計的な分布で、
ある程度推定することができます。千曲川や阿武隈川流域の
雨の強さだけを見ると、100年以上に1度という
非常に稀な雨だったということが分かると思います。」
と話していました。
経験のない雨が氾濫した川の周辺で降っていた事がわかります。