雪不足で山に異変

今回は猟師歴４０年のベテランハンターに同行し
山の異変を取材しました。
猟師の山越さんは「秋の山と言ってもおかしくないよね、
雪がないっていうのが一番だよね。これだけ猟師やってて
こんなことはないってぐらいだね。」と話していました。
近年、気温がなかなか下がらない事から越冬する
鹿などが増えて食害が相次いでいるそうです。
鹿から農作物を守るべく狩りを行っていますが、
今年は、鹿を目にする事が少ないそうです。

山越さんによると「雪が少ないと鹿が高い山から下りてこない。
雪がいっぱい降ってくれると鹿は獲りやすい。」
雪があると足跡などでどの辺りにいるかがわかり、
鹿を色で見分けることも出来るため、発見も早くなる。
ただほとんど雪がなくつかまえた数は例年の10分の１程度、
今回も鹿に遭遇することは出来ませんでした。
今後、越冬する鹿などがさらに増えてしまう事も気がかりです。