記録的暖冬で雪不足　その影響は？

この冬は記録的な暖冬となりました。
冬の平均気温は、関東甲信地方では
平年と比べて２.２度高く、降雪量も平年の１８％でした。
いずれも観測史上１位で記録的な暖冬ということになりました。
ダムの管理事務所の方は
「今年は非常に雪が少ない状況ですので
今後まとまった雨が降らないと水不足が懸念されます。」
と話していました。

北関東の山沿いの雪は気温上昇に伴って雪解け水となり
大量にダムに流れ込むことで水の消費が増える夏場、
首都圏を支えてくれます。
２０１６年は雪不足や早い雪解け、春の雨の少なさが重なり
渇水対策として取水制限が行われたという事例もあります。
今後も様々な状況を見ながら
ダムの操作を行い対応していくとおっしゃっていました。