海水温が高い・台風への影響は？

今週は浜松で国内最高気温タイ記録が出るなど、記録的な暑さとなりました。今年は梅雨明けから気温がずっと高かったですよね。東京も厳しい暑さが続きましたが、暑いのは気温だけじゃないんです。
８月からの海水温は徐々に上がり、22日時点でかなり高くなっているのがわかります。水温が高い理由は今年の台風が少ないことが関係していると考えられます。
台風は通過することで海面水温を冷やす効果があるんですが、今年は数が少なく、海をかき混ぜられていないんです。そのため日本近海は海水温の高い状態となっていると考えられます。

また、台風は海水温が27度以上になると、発生・発達しやすくなるため、この海水温が高い状態で9月の台風シーズンに入ると注意が必要だと言えます。
22日に発生した台風8号も海水温が高い海域を通ります。今年は海水温が高く台風の発達しやすい条件となっているため、注意が必要です。