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解説奈良岡ならおか希実子きみこ(気象予報士)
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季節の変わり目

2020年9月20日放送
季節の変わり目には様々な気象現象が現れます。9月14日から20日までに発生した気象現象三つをご紹介します。
一つ目は“天空の城”としても有名な竹田城跡(たけだじょうせき)の雲海!
標高350メートルから望む雲海は見事ですよね。空気が川の水よりも冷え込むことで水蒸気が発生してできる雲海。秋から冬にかけてが特に美しいと言われ、この先まだまだ楽しめそうです。
そして次は三重県で撮影された“だるま朝日”。
太陽の下にもう一つ太陽があるように見えるこの現象は蜃気楼なんです。気温が低くなるこの時期から見える機会が増え、“だるま朝日”を見ると縁起がいいとされる秋の風物詩です。
そして最後は静岡県で撮影された巨大な吊るし雲。
秋に限らず上空の風が強いときに現れます。このときは秋雨前線や低気圧に向かって西寄りの風が強まったことで現れました。吊るし雲が出ると天気が崩れる前兆とも言われます。
今日のファッション
今回の衣装は、七分丈のブラウスで、生地の感じも夏とは少し変わってきました。秋服を楽しんでいきたいですね!
今回のSunトピは、雲海やだるま朝日、つるし雲をご紹介しました!つるし雲、かっこよかったです。秋めいてきましたが、秋の空にはいろんな雲が浮かび、見ていて飽きません。何も考えず、ただただのんびり空を眺めて過ごす時間ってすごく贅沢だと思います。