東京スカイツリー　気象観測

東京スカイツリーでは家にいながら施設を巡る事ができるオンラインツアーが、２０２０年の８月と１２月に開催されました。
従業員の方達が案内してくれるこのツアー。普段入る事ができないエリアまで紹介してくれました。
その一つは雷の観測所です。
東京スカイツリーでは雷の“高い所に落ちやすい”という特徴を活かし、雷の定点観測が行われているんです。
観測したデータは「雷から建物を守るための研究」などに役立てられるそうなんです。
他にも４５８ｍ地点では雲の観測が行われています。雲は大気中にかたまって浮かぶ水滴または氷の粒のことを言います。
その観測したデータを使いゲリラ豪雨を早期に予測できる“雲レーダー”の開発に活用されています。

この雲レーダーは２０２１年の夏から試験的に運用されるそうです。
その他にも東京スカイツリーでは高さ２５０ｍ～５００ｍの間で様々な気象観測が行われているんです。