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解説奈良岡ならおか希実子きみこ(気象予報士)
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豪雪地帯で日本酒の仕込み

2021年1月24日放送
寒波の影響で、記録的な大雪に見舞われた新潟県では今、日本酒造りが最盛期を迎えています。
酒蔵の方は「今年は寒さの影響もあって、もろみの発酵がゆるやかでお酒の香りがすごいよく綺麗に仕上がっていると思います。」と話してくれました。
新潟県長岡市で「越乃景虎」をつくるこちらの酒蔵は大吟醸などの仕込みのまっただ中。
朝は氷点下の冷え込み水温5℃という寒さのなか、お米に水を吸わせる時間を秒単位で管理するため、酒蔵の人達は素手でお米を研いでいます。
近年は暖冬によってもろみの発酵が早まるのを防ぐための温度管理が難しかったそうですが、今年はいい環境で酒造りができていると話していました。
この異例の大雪は酒造りに重要な水の調達に影響していました。
井戸水の他、近くの名水・杜々の森の水を仕込みの際に使っているのですが、今年は積雪量が多く、雪に覆われて水をくみに行くのもひと苦労な状況です。
雪が降ることによって空気がきれいになる一面もあるそうで、大雪や寒さによる苦労を経て味わい深い日本酒が出来上がります。
インターネット販売などでも購入できる越乃景虎は、自宅で楽しめる小瓶サイズの需要が高まっているそうです。
今日のファッション
衣装は全体的に落ち着いた色合いでした!
今回のSunトピでは、寒波の日本酒への影響についてお伝えしました!
厳しい寒さや雪による苦労を経てできあがる日本酒。美味しくいただきたいですね!
日本酒に合う肴を考えていたら、次々に浮かんできて止まりません。
まずは鮟肝が食べたいです。