廃棄野菜を再利用　おやさいクレヨン

こちらのクレヨン、実は野菜を使って作られているんです。
クレヨンには、よく見ると「赤色」や「緑色」ではなく、「リンゴ」や「きゃべつ」など野菜や果物の名前が書いてあります。
このクレヨンはお米の油を主原料とし、そこにパウダー状にした野菜や果物を混ぜることで作られているんですよ。
そのため、万が一子供が口に入れてしまったとしても安全なものとなっているんだそうです。
ただ、野菜といっても、普通の野菜というわけではないんです。

実は、廃棄野菜や規格外となった品を使用しているんです。
いま日本では、食べられるのに捨ててしまう“食品ロス”がおよそ６１２万トン(農林水産省 平成２９年度)も出ているんだそうです。
そんな野菜を再利用しているなんて、エコなクレヨンですよね。
クレヨンを通して、親子で一緒に遊びながら、野菜に親しめるアイテムでした。