インタビュー 深田恭子さん:柴田ミチコ役 ❤ 演じているミチコという人はどんな女性ですか? ミチコはダメな人なんですが、それなりに人生を楽しんでいます。彼女なりの精一杯で、そういう人生もきっとそれでいいんだと思います。ツッコミ所が多くておもしろい人ですが、もし私の周りにいたら、いい方に説得したいな、とは思いますね。一番良くないのは頑張らないことだと思うので、彼女なりに頑張ってみたけど、それでもダメだからつい周りが口出ししたくなってしまうんでしょうね。 ただ同じ30代の女性としてこれからどう生きていくかなど、わたし自身考えることもありますし重なるところはありますね。私は悩むと深刻になってしまうので、ミチコのあの明るさは本当に尊敬します。 ❤ 原作のある作品ですが、演じる際意識したことはありますか? 原作のファンの方がたくさんいらっしゃるので、その人たちの思いを崩したり壊したりせず、いい形で原作に近づいて物語を作れたら、ということは大切にしています。 本来、どんな形にしろ愛がないと出来ないやりとりをこの二人はしているので、漫画が元にあるとイメージしやすいです。ただマンガだとそのひとコマでいろんなことが表現できますが、映像だと心情の見え方が違うので、実写ドラマとしてリアリティを出せるように心がけています。 ❤ 役作りはどうされているんですか? コメディは深刻に考えすぎずに役に入れるのでやりやすいです。ミチコの現状は本当はとても深刻なはずなのにいい意味でリアルではないと言いますか、そうは見えないんです。でもミチコなりに真剣に悩んでいるときもありますし、全部が全部コメディにならないようにと、その度合いが難しいなと思います。 変に笑わせようとしたり狙いにいったりしないで、ミチコの「ちょっと変な子だけどまっすぐな人」だというところを大切にしています。 ❤ ラブコメならではのキュンとする見どころなどを教えてください。 ラブストーリーはどうしてもテレてしまいますね。傍から見ていると「両想いだ」と思うのになかなかくっつかない、そこにいたるまでのキュンとする想いを大切にしたいです。おでこをつんと小突かれたり、髪をくしゃっとされたら、女の子はドキッとしちゃうと思いますし「こんなことがあったらいいな」とも思うんですけれど、個人的には恥ずかしいし、こんなこと現実にあるのかな?と考えてしまいますね。でもこれは好きじゃない人にされたらイヤです!ガードしちゃいます(笑)。 ❤ 黒沢とミチコはこの先、恋愛関係に発展するのでしょうか? 主任がミチコを恋に落とそうと思ったら簡単なんじゃないかと思うんです。ミチコには免疫力がないし、わかりやすいし…逆に主任はどうしたらミチコに恋に落ちるのか全く想像がつかないです。漫画のほうが想像できたんですけれど、演じてみると主任はミチコのことなんて全然眼中になくて、春子さんへの想いが表情や空気感から伝わってきて、ミチコとの結末の予想がまったくつきません。仮に惹かれるとしたらウマは合うけれどお互いにもっていないもの、ないものねだりのようなものかも知れませんね。 主任も三浦翔平さん演じる最上くんも、誰でもそうだと思うんですけど、恋の話というのは相手が好きな人じゃなかったら何も成立しませんから、これまで判断を間違ってきたミチコがこの先どうしていくのか私も演じていてとても気になります。 ❤ 黒沢役のディーン・フジオカさんのドSぶり、現場の雰囲気を聞かせてください。 ディーンさんはすごく気さくで、どなたとでもコミュニケーションを上手に取られるんです。外国語が堪能ですから、合間に英語を教えてくださったりして楽しいです!テリー、ポチ、タマも含め、すぐにあの楽しい「ひまわり」の空気感は出来ました。 主任のドSというのは、きついことを言っていますけれど言いかたがきついのではなくて言葉のチョイスがきついんです。それをディーンさんが演じるとそんなにきつい印象を受けませんし、漫画、台本で読んだ印象と、演じてみたときの印象というのはやはり違います。 黒沢はどんな人にも手を差し伸べる人で、それは誰にも出来ることじゃないし、とてもステキだと思いますけれど一緒にいたら大変でしょうね。ドSと言ってもミチコを導くというか、愛のあるドSなので、それはありだとは思います。ミチコは叱られるシーンが多いんですが、叱られるのはそんなにキライではないので楽しんでいます(笑)。 ❤ ご覧の皆さまにメッセージをお願いします。 ミチコが本当にダメな人なんですけど、「こんなダメな女の子がいるんだ、私のほうが全然ダメじゃないんだ」と楽しんで見てもらえるようなドラマになれば、と思っています。大変なこともありますが何だかんだと楽しそうな「ひまわり」やミチコの日々が描かれていますので、原作ファンの皆さんの気持ちを壊さないように私も楽しみながら作品を作っていきたいです。 見ていて励まされるような、ミチコのそのダメっぷりを見てください。 ミムラさん:春子役 野波麻帆さん:生嶋晶役 三浦翔平さん:最上大地役 DEAN FUJIOKAさん:黒沢歩役 深田恭子さん:柴田ミチコ役
❤ 演じているミチコという人はどんな女性ですか?
ミチコはダメな人なんですが、それなりに人生を楽しんでいます。彼女なりの精一杯で、そういう人生もきっとそれでいいんだと思います。ツッコミ所が多くておもしろい人ですが、もし私の周りにいたら、いい方に説得したいな、とは思いますね。一番良くないのは頑張らないことだと思うので、彼女なりに頑張ってみたけど、それでもダメだからつい周りが口出ししたくなってしまうんでしょうね。
ただ同じ30代の女性としてこれからどう生きていくかなど、わたし自身考えることもありますし重なるところはありますね。私は悩むと深刻になってしまうので、ミチコのあの明るさは本当に尊敬します。
❤ 原作のある作品ですが、演じる際意識したことはありますか?
原作のファンの方がたくさんいらっしゃるので、その人たちの思いを崩したり壊したりせず、いい形で原作に近づいて物語を作れたら、ということは大切にしています。
本来、どんな形にしろ愛がないと出来ないやりとりをこの二人はしているので、漫画が元にあるとイメージしやすいです。ただマンガだとそのひとコマでいろんなことが表現できますが、映像だと心情の見え方が違うので、実写ドラマとしてリアリティを出せるように心がけています。
❤ 役作りはどうされているんですか?
コメディは深刻に考えすぎずに役に入れるのでやりやすいです。ミチコの現状は本当はとても深刻なはずなのにいい意味でリアルではないと言いますか、そうは見えないんです。でもミチコなりに真剣に悩んでいるときもありますし、全部が全部コメディにならないようにと、その度合いが難しいなと思います。
変に笑わせようとしたり狙いにいったりしないで、ミチコの「ちょっと変な子だけどまっすぐな人」だというところを大切にしています。
❤ ラブコメならではのキュンとする見どころなどを教えてください。
ラブストーリーはどうしてもテレてしまいますね。傍から見ていると「両想いだ」と思うのになかなかくっつかない、そこにいたるまでのキュンとする想いを大切にしたいです。おでこをつんと小突かれたり、髪をくしゃっとされたら、女の子はドキッとしちゃうと思いますし「こんなことがあったらいいな」とも思うんですけれど、個人的には恥ずかしいし、こんなこと現実にあるのかな?と考えてしまいますね。でもこれは好きじゃない人にされたらイヤです!ガードしちゃいます(笑)。
❤ 黒沢とミチコはこの先、恋愛関係に発展するのでしょうか?
主任がミチコを恋に落とそうと思ったら簡単なんじゃないかと思うんです。ミチコには免疫力がないし、わかりやすいし…逆に主任はどうしたらミチコに恋に落ちるのか全く想像がつかないです。漫画のほうが想像できたんですけれど、演じてみると主任はミチコのことなんて全然眼中になくて、春子さんへの想いが表情や空気感から伝わってきて、ミチコとの結末の予想がまったくつきません。仮に惹かれるとしたらウマは合うけれどお互いにもっていないもの、ないものねだりのようなものかも知れませんね。
主任も三浦翔平さん演じる最上くんも、誰でもそうだと思うんですけど、恋の話というのは相手が好きな人じゃなかったら何も成立しませんから、これまで判断を間違ってきたミチコがこの先どうしていくのか私も演じていてとても気になります。
❤ 黒沢役のディーン・フジオカさんのドSぶり、現場の雰囲気を聞かせてください。
ディーンさんはすごく気さくで、どなたとでもコミュニケーションを上手に取られるんです。外国語が堪能ですから、合間に英語を教えてくださったりして楽しいです!テリー、ポチ、タマも含め、すぐにあの楽しい「ひまわり」の空気感は出来ました。
主任のドSというのは、きついことを言っていますけれど言いかたがきついのではなくて言葉のチョイスがきついんです。それをディーンさんが演じるとそんなにきつい印象を受けませんし、漫画、台本で読んだ印象と、演じてみたときの印象というのはやはり違います。
黒沢はどんな人にも手を差し伸べる人で、それは誰にも出来ることじゃないし、とてもステキだと思いますけれど一緒にいたら大変でしょうね。ドSと言ってもミチコを導くというか、愛のあるドSなので、それはありだとは思います。ミチコは叱られるシーンが多いんですが、叱られるのはそんなにキライではないので楽しんでいます(笑)。
❤ ご覧の皆さまにメッセージをお願いします。
ミチコが本当にダメな人なんですけど、「こんなダメな女の子がいるんだ、私のほうが全然ダメじゃないんだ」と楽しんで見てもらえるようなドラマになれば、と思っています。大変なこともありますが何だかんだと楽しそうな「ひまわり」やミチコの日々が描かれていますので、原作ファンの皆さんの気持ちを壊さないように私も楽しみながら作品を作っていきたいです。
見ていて励まされるような、ミチコのそのダメっぷりを見てください。