6話について
6話の長野・愛媛編、とても良かったです。
原作の核を押さえた脚本の膨らませ方が素晴らしいと感じてます。
古川役の方もすごくはまってました。
浅見が愛媛の駅に着いて「何度来てもいいとこだな」に、浅見は何度もお墓参りに来ている、という意見がネットではあちこちで出てますが、対して深瀬は「気持ちいいね」と応えるので、私は「何度・」はお葬式・3回忌・今回、と受け取ってます。
原作で別荘に行くのに地図も見ず道に迷わない浅見に「事前に念入りに調べていたのだろう」と深瀬が言うような人物なので、お墓への道に迷わない、又は覚えている、と解釈しています。
同級生に「最後に墓参りに来たの3回忌のときですよね」と醜く罵られますが、もし本当に浅見が何度もお墓参りに愛媛を訪れてるのなら、大事な個々の贖罪の部分なので、もっとわかりやすい深瀬とのやりとりや浅見の描写があってもよいのではと思いました。これから描かれるのでしょうか。
ぼかした描写で、視聴者にゆだねる演出はもちろんあっていいと思いますが、演者のファンだとその人物に肩入れした見方になることもあります。
「贖罪」というドラマの重要なテーマの部分は、ぼかさないで表現してほしいと思います。