新春ドラマ特別企画『あしたの家族』
番組情報
永山瑛太さん インタビュー
- こういうドラマに出たいと思った
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俳優を20年近くやっていますが、石井ふく子さんに声をかけていただけたことが本当にうれしくて、幸せに思っています。台本を読んだらとても気持ちのいいお話で、こういうドラマを見たかったし、こういうドラマに出たかったなと素直に思いました。
キャストの皆さんとはこれまでも何度かご一緒させていただいています。ですから僕のなかに不安などは一切なく、撮影が本当に楽しみでしたし、実際いい緊張感のなかにも楽しく、充実した撮影期間でした。
- 人生最大のピンチを迎える役
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僕が演じる兵頭幸太郎は、製菓会社に勤めているサラリーマンです。仕事熱心で昇進するんですが、ある時から自分の上司だった人が自分の部下になってしまう。しかもその人が婚約者のお父さんという、これはもう人生最大のピンチですよね(笑)。すごく難解な問題を抱えてしまう役です。
一方で、小心者でヘナチョコなところもあるので、そういう素の部分を婚約者役のあおいちゃんとのシーンで感じていただければ。松重さん演じるお父さんとの間に流れる緊張感と、あおいちゃん演じる婚約者とのリラックス感を特に大切にしました。
- 宮﨑あおいさんとようやく成就!?
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15〜16年前にご一緒した映画で、僕はあおいちゃんのことが大好きな高校生役でしたが、そのときの恋は成就しませんでした。その後に共演した大河ドラマでも熱い思いは成就せず……。15年追いかけ続けて、今回ようやく恋人関係に。本当にありがとうございます!(笑)
あおいちゃんは、僕が現場で思いついてやったお芝居もしっかりと受けてくれます。その信頼がすごくあるので、今回も恐れずに思いきりやらせてもらいました。撮影の合間もいろいろおしゃべりができて楽しかったですね。このドラマはそんな彼女の素敵な表情がいっぱいなので、ご覧になるときっと幸せな一年になると思います!
- 家族に、ありがとう!
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自分の両親には「産んでくれてありがとう」と思っています。奥さんに対しては「家族になってくれて、そして僕らの子どもを産んでくれてありがとう」。娘と息子には「生まれてきてくれてありがとう」と思っています。言葉で毎日は伝えられないけれど、その気持ちは底辺に持っていますし、こうして仕事ができるのも家族のおかげ。これからも感謝の気持ちを持って生きていきたいですね。