忘れないこと…
別の真実が明らかになった今。そのことの重要性とそして真偽は分からない。でも確かなことは、失われた10年は失われてはいなかったということ。
僕がこれをしなかったら。後悔の全てをずっとしまい続けて来たことの罪と向き合ったこと。それを吐き出したこと、最後の最後、伝えなくてはならない人に。返って来た心の拳は、ずん、と真っ直ぐ突き刺さり。
彼らの未来、拳を挙げたお母さんも、本当はあげたかったお父さんも。皆、忘れそうだったことを忘れなくなった。
10話まで、息継ぎを忘れそうに呑み込まれたリアルタイムでの物語り。ラストはぐっと涙が溢れました。仲間が待っていてくれた。あんなにたくさん…。短いひと言ひと言に心配しているのに何気ない風を装うように。それが逆に真っ直ぐ暖かい、澄んだ水を流し込むようにして。
一人一人、未来を見つめて。笑顔が体温を以て、ポッと赤らむように。キラキラしてこれからを大事に生きて行って欲しい。感じられる笑顔に救われた物語り。
たくさんの言葉、心、空と海と太陽と。また振り返ってみます。
『忘れない』と約束する… 物語。 リバース
ありがとうございました。皆さんが向き合って下さったもの、大切に受け取りました。戻りたい、いつに戻りたい?今は戻らなくていい気がします。
追伸
浅見先生ステキでした。最後語られたお父さんのこと。教師を目指したこと。父を想うことがこの終わりに温かくて良かった。その語りをじっと聞いている友達が。みなそれぞれにいい友達だね。って繋がりました。玉森裕太が玉森裕太じゃなく、物語を楽しませてもらいました。最高に素敵な、いやまだまだ高みをきっと欲をもって。楽しみにしています。素敵な作品とお兄さんたちの背中でしたね。ありがとう。ずっと大事に忘れない作品になりました。