レポート REPORT

みなさん、リニューアルした公式サイトは、いかがですか？
感想や応援メッセージをファンメッセージに投稿いただき、ありがとうございます。
『俺の家の話』チーム一同、楽しみにしておりますので、今後も書き込みをお願いします。

さて、今回紹介するのは、ポスター撮影の様子。
公式サイトのトップページに使用しているビジュアルなのですが、そのインパクトに驚いた方もいるのでは？（笑）。

ポスタービジュアルのテーマは “家族写真”。
厳しい顔のまま、さくら（戸田恵梨香さん）の手をそっと握る寿三郎（西田敏行さん）の後ろには芸養子の寿限無（桐谷健太さん）に寿一の弟・踊介（永山絢斗さん）と妹の舞（江口のりこさん）が並んでいます。そして家族の前にドド〜ンと一番インパクトのあるプロレスラー姿でファイティングポーズを取っている長男の寿一（長瀬智也さん）。
ドラマの世界観を映すポスター、いかがでしょうか？

撮影はというと……。
撮影現場にやってきた長瀬智也さんの肉体美に、スタッフ一同が釘付けに。一方、長瀬さんはというとクールな笑み。プロレスラーの体型は、筋肉の上にうっすらと脂肪がのっている体が理想だそうで、長瀬さんは役作りのために「とにかく食べて食べてトレーニングをした」そうです。

“掟破りの長男、帰ってまいりました。” というキャッチコピー通り、レスラー姿でファイティングポーズをとる寿一の撮影がスタートすると、アートディレクターやカメラマンの指示に合わせて手や体のポーズを変え、モニターを見つつ微調整や提案をする長瀬さん。目の開き具合や口元も変化させ、あらゆる表情を切り取っていきました。

撮影後、「この体は完成されすぎていてビックリ！本物のレスラーにしか見えない」というスタッフに、「そりゃそうでしょ、レスラー役だってことで、これだけ体を作りこんだからね！これが最大のギャグ！！」と長瀬さんは満面の笑み。密かに肉体改造を行い完成された長瀬さんの姿と興奮気味のスタッフの熱気で、スタジオ内は熱く盛り上がっていました。

続いて、袴を羽織り「どうもどうも」と笑顔でスタジオに入ってきたのは西田敏行さん。早速、写真撮影が始まるも、どうも草履が足に馴染まない様子。スタッフさんの肩を借りて草履を履き直すと「ありがと！」とお礼を言って撮影が再スタート。カメラマンからの要望で「少し笑顔で」「今度は怖そうに」「目を大きく」と何度も表情とポーズを変えていました。また、笑顔でピースをするお茶目な写真や椅子に座った別バージョンまで。背筋がピンと伸びた姿は、いかにも二十七世観山流宗家の人間国宝、観山寿三郎そのもの。すると突然、「謡（うたい）」を謡い始めた西田さん。すでに「謡」を練習しているようで、まるで能楽の舞台にいるかのように錯覚するほど見事なものでした。

そこへ戸田恵梨香さんも参戦して西田さんとの2ショット撮影に突入。スタッフさんに呼ばれ、艶やかな着物に身を包んだ戸田さんは「いきま〜す！」という元気いっぱいな声で撮影に入りました。戸田さんの役どころは寿三郎の面倒を見る介護ヘルパーのさくら。戸田さんの手が西田さんの肩にかけられると「幸せいっぱいな笑顔で」というカメラマンさんの指示に従い、西田さんは満面の笑顔。そして戸田さんの手にそっと手を重ねて、にんまりする西田さん。それからも2人のラブラブな撮影は続きました。たまに厳しい表情をしたり、2人で見つめ合うポーズまで。2人の甘々な写真をチェックした戸田さんは「こんなお父さんの姿をみたら、家族が嫌になる気持ちもわかるなぁ」とポツリ。ポスターで使用された表情はビシっとした寿三郎なのですが、本編では寿三郎とさくらの甘々なシーンも見られますので、お楽しみに。

寿一の弟・踊介を演じる永山絢斗さんは磯山プロデューサーから「さくらのことを敵視する感じで」との説明を受け、カメラの前に立ちました。「ふ〜っ」とひと息つくと、一瞬で踊介になりきり、少しだけ冷たい目で右前方をちらり。カメラマンさんの指示に従い、少しあごを引いて手を組み、袖に手を入れながらカメラのシャッター音だけがスタジオに響きます。また「兄貴、何やってんだ？って感じで」とカメラマンさんに言われ表情を作ったほか、ニヤニヤとした嫌味な表情も。撮影後は永山さんと磯山プロデューサーとカメラマンさんで写真チェック。正面を向いた姿も追加することになり、再び撮影に。先ほどの冷たい表情が嘘のような明るい笑顔でスタジオを後にしました。

お次は寿一の妹、舞を演じる江口のりこさんの撮影。軽い笑顔での表情に始まり、体も半身から正面にして撮影を進める江口さん。イメージ画像の通り、クールな表情で口を結んだ江口さんは少し見下ろすようにして右前方に寿一がいることを想定しながら撮影に臨んでいました。写真チェックの間は手首の先をくるくる回してストレッチ。磯山プロデューサーの「OK」が出て無事、撮影は終了。

「よろしくお願いします！」と続いてスタジオに姿を現したのは桐谷健太さん。最初に磯山プロデューサーからポスターのイメージ画像を見せられた桐谷さんは「みんなで写真を撮っているという設定ですね。はい、わかりました」と言うとカメラの前へ。頭をちょっと傾けてキリリとした表情。イメージ画像を確認しつつ、寿三郎の一番弟子にして芸養子である寿限無になりきって撮影を終えました。撮影後、桐谷さんはカメラマンさんとがっちり握手されていました。

このような形で、それぞれ撮った数多くの写真の中からポスタービジュアルは決まりました。ポスター撮影はクランクイン前に行われましたが、現在は本編を撮影中。ぜひ、1月22日（金）よる10時から始まる金曜ドラマ『俺の家の話』にご期待ください！