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観測日誌

日曜劇場「流星ワゴン」:最終回 2015年3月22日 日曜よる9時〜放送
by. HomePage STAFF
43. 2015.01.27 Tue. 卒業してもずっと友だちで
橋本さんが事故を起こしてしまったとき、健太くんは小学校2年生でした。それから何年たっても大きくなることはありません。
だけどお友だちはどんどん大きくなって、そして小学校から卒業していきます。健太くんはそんなお友だちの卒業式をどんな気持ちで見つめ、その健太くんをどんな気持ちで橋本さんは見ていたのでしょう。
卒業式を見に行く健太くん、橋本さんの手を引っ張って走っていきます。自分のことを忘れないでいて欲しい、きっと先生は卒業証書を作ってくれて、自分も気持ちだけは卒業生になれるはず。
引っ張る星来くん、吉岡さんは身長も違うし段差もあるし大変!でもその無邪気さにつられて笑顔になっちゃいます。
写真:43-1
思いっきり引っ張りますよ!
写真:43-2
ブロック空いてるから飛び越えなきゃ!
覗き込むのは健太くんの同級生たちの卒業式。このシーンはこの小学校に通うお友だちに、一足早く卒業式気分を味わってもらいました。
写真:43-3
リハーサルだと思ってね
だけど今は誰もいません。健太くんは一人ぼっちで卒業式ごっこをするんです。忠さんもそんな健太くんの気持ちを思ってかどうかはわかりませんが、どこまでも健太くんに付き合ってくれます。
写真:43-4
誰もいない体育館は寂しいね
忘れられたらとても悲しい。生きて一緒に時間を過ごせること、それがどんなに大切で幸せなことか。健太くんの悲しみを受け取るのは橋本さんしか居ないんです。パパと健太くんは仲良しだけど、それでもほかの人にもこの悲しみが伝わらないのがもっと悲しい。
監督「もう友だちとは別なんだ、という気持ちをもっと出して。落ち込んで落ち込んで、お父さんにもたれかかろう。」
立ち上がれずに顔も上げられない健太くんの頭を、吉岡さんは黙って撫でてあげていました。愛情と後悔と、いろんなものが詰まっているこの父子、いつもは一人しか乗らないワゴンの乗客、なぜか二人の父子が乗ってきて、父子の話が出来るのは橋本さんにとって贖罪の気持ちなのかも知れません。
写真:43-5
どんなに謝ってももうどうにもならない
卒業まであとわずか、6年生のお友だち、中学高校を卒業する学生さん、残り少ない学校での思い出をまだまだたくさん作って、転校してしまったり、離れてしまったお友だちのことも忘れずに、ずっとずっと友だちでいてください。

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