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観測日誌

日曜劇場「流星ワゴン」:最終回 2015年3月22日 日曜よる9時〜放送
by. HomePage STAFF
83. 2015.03.08 Sun. 父親が息子を守るのは当たり前
広樹くんの学校でのいじめ。美代子さんは気がついたのに、一雄さんはまったく気づくことが出来なかった、知らなかったからこそ、広樹くんにとっては地獄以外の何ものでもなかったのに何もせずにただ気楽に受験の応援をしてこられた。だけど知ってしまった今なら思う「知らない」ということがいかに罪かということを。現実の世界はとてもつらいけれど、それはきっと「知らなかった」一雄さんが受けている罰なのかも知れません。だから、このやり直しの旅で家族の実態が一枚一枚はがされて、真実を見ることで変えなければいけないともがくんです。
いじめの現場を目の当たりにしてしまった一雄さん。美代子さんも実際に目にしたのは初めてです。子どもの世界に大人が介入することでさらにひどい結果を招くかも知れない、そういう考えもあるのでしょうが、それでも親は子どもを守らなければ、親が守らなければ一体誰が守るというのでしょう。たまらず一雄さんは出て行きました。
写真:83-1
ここから気づきます
監督「誰もいないと思っていたのに、突然声かけられてもっとおどおどして。いい子ちゃんのふりしてればそのまますり抜けられると思ってたのに、腕つかまれて、びびって後ずさりする感じで。」
いじめっ子・翼くん役の金田耀生くん、この後一雄さんをぶたされてしまうのでちょっと緊張気味です。
写真:83-2
仲間たちもびびってます
広樹くんにこれ以上関わらないよう静かに迫る一雄さんに、美代子さんが声をかけようとしますが、近寄ることも出来ません。
井川さん「美代子はもう少し離れていたほうがいいですか?たぶん、ここに入っていくことは出来ないと思うんです。」
監督「そうですね、一雄さんの鬼気迫る雰囲気に圧倒されて動けなくなってしまっていいと思います。」
写真:83-3
もうちょっと下がって
監督「翼も行っちゃったあと、やっぱりどこかで『やっちゃった…』という気持ちがあるから、へたりこみましょう。広樹も初めて見るお父さんに自分のこと忘れて心配して。」
実はあんなに強いと思ったのに、やっぱりここにいるのはいつもの一雄さんで。でも抱きしめる腕はとても強くて。広樹くんも美代子さんも一雄さんへの認識を変わったことでしょう。
写真:83-4
お前を守れるならそれでいい
大人のくせに、子どものくせに、そんなことは関係ない。だって自分は父親だから。息子を地獄から救えるのなら、自分が地獄へ行ったって構わない。いい人である必要なんてない、父親として必要なこと、ワゴンに乗って気づかされた一雄さんがもう一度、現実のあの時に戻ってやれることとは…
写真:83-5

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