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観測日誌

日曜劇場「流星ワゴン」:最終回 2015年3月22日 日曜よる9時〜放送
by. HomePage STAFF
93. 2015.03.17 Tue. 父に後悔させないために
もう時間がない忠さん。現実世界の忠雄さんの命は今にも尽きようとしています。後悔しているからこそ、一雄さんと同じワゴンに乗り込んできた忠さん、その後悔をそのままにして死なせることなんて、息子として朋輩として出来るはずがない。最期の力を振り絞って行った先、それは実家の鞆の浦。ここですべてが始まり、今終わろうとしています。
橋本さんの運転するワゴンは、乗せた人の「大切な場所」。橋本さんが自由にどこにでも行けるわけではないんです。だけど、今の一雄さんにとって最も大切な場所、それは忠さんの居るところ。
写真:93-1
いざ鞆の浦へ!
そしてそして、ついにやって来ました、みんな揃って鞆の浦へ!夕暮れから夜にかけて行われた撮影は、常夜燈の灯りに照らされたワインレッドのワゴンがそれはそれは幻想的で美しいです。
写真:93-2
現実と夢の狭間のよう
吉岡さんは前回の鞆の浦の撮影にはいらしていなかったので、町並みに興味津々です。
吉岡さん「すごいですね、映像では見てましたけど、本当にキレイ!あ、ここの電柱の影から忠さんと一雄さんの様子見てたりして?」
監督「いえ、一緒に探しに行きますから。」
写真:93-3
行っていいんですね♪
一か八かの賭けだった。だけど橋本さんは一雄さんの「大切な場所」に見事に行くことが出来ました。それは、健太くんが一度来たことがあるから。その記憶に引っ張られてたどり着いた鞆の浦、このときの橋本さん父子の喜びようはそれはそれは可愛らしいです!
監督「出来るかどうかわからなかったから、もっとみんなで大喜び!」
健太くん『やったあ!だから言ったじゃん!』
橋本さん『パパ頑張った!』
健太くん『やれば出来るじゃん!』
写真:93-4
みぞおち入った!!!!
健太くんと橋本さんは、以前にも増して仲良しです。吉岡さんは、撮影が始まった頃のインタビュー「健太との距離感をとまどっているのが橋本という人」ということをおっしゃっていましたが、今、その距離感を一気に縮めてらっしゃるのがわかります。台本で書かれている会話、確かにそれは親しげなやりとりではありますけれど、その行間を埋めて弾ける笑顔がまぶしいです!橋本さんは第7話で健太くんを成仏させてやろうとしたけれど、それは健太くんの願いではなかった、そして今(死んじゃってるけど)本当の父子になれた橋本さんと健太くん、「こうなりたかった父子」という姿がここにあるんだと思います。忠さんと一雄さんの朋輩父子はまさにクライマックスですが、こちらの父子は理想的な父子の姿だと思いますので、どうぞ楽しみにしていてください☆
写真:93-5
それぞれの父子の答えを

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