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観測日誌

日曜劇場「流星ワゴン」:最終回 2015年3月22日 日曜よる9時〜放送
by. HomePage STAFF
85. 2015.03.10 Tue. 何度だって美代子さんのために
以前、一雄さんは「何度だって美代子を助ける」とはっきりと口に出していました。結局やめるどころか悪化していたギャンブル、助けようとしていたのに「知られるくらいなら何だってする」とまで言い切ってしまう美代子さんの想い。一体なぜ、何がそこまで美代子さんをギャンブルへと追い立てていたのか、自分のことがイヤで、とは分かっていても何がそんなにイヤなのかは分かっていないんです。だけど、それでも美代子さんを借金地獄からは救い上げなければ。そのためには会社も辞めてしまったけれど、どうせリストラがわかっている一雄さんには怖くなかったんでしょう。
乗り込んだ古閑の事務所、中が出てきたのは初めてでしたね!しかし一体どんな金利計算をするとあんな額になるんだろう…忠さんはああいう輩は得意なんでしょう、かっこよかったですよね!
写真:85-1
これで手打ちにしてくれんか
忠さんは古閑との対峙は本当に強気です。同業者のにおいがする、と言っていましたが、それならば怖いものではない、はったりかますのならこっちのほうがお得意ですからね!そういえば第1話、問答無用でいきなり飛び蹴りかましたり、忠さんと古閑さんのシーンって、相当な熱量を持っている気がする…
香川さん「ソファーとか踏み越えいこう!こんなとこのソファーなんて、忠さんはきっと気にしないよ!」
写真:85-2
土足でいく!
お父さんとして、朋輩としてではなく、そこには「丸忠商事」の「金貸しの忠雄」が居ました。いつもの芝居と変化させてメリハリをつけている香川さんは、近くにいるカメラさんのモニターで即確認して、必要ならば修正しながらご自分の演技を作り上げていきます。
写真:85-3
ちょっとやくざな感じ出たかな
忠さんの未練は、一雄さんとの絆。一雄さんの後悔は家族が壊れてしまったこと。一雄さんが家族との絆を取り戻す手助けを忠さんが出来れば、きっと父子として、朋輩としての絆がきちんと繋がるはず。みんながそれぞれ自分の願いを持っているようで、最後にたどりつきたいところは同じところなのかも知れません。自分の未練よりも一雄さんの後悔を優先させる忠さん、それがきっと父親。そんな忠さんの想いをまだ知らない一雄さんは、美代子さんのところに向かいます。だけどきっとそれでいい。そうすることで一雄さんと忠さんの絆にもなってくれるなら…
写真:85-4
今度こそ向き合う

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